ケンウッドは28日、1DINセンターユニット「I-K99」「I-K77」「I-K55」を発表した。発売日は、I-K99のみ5月中旬、他の2モデルは3月上旬。価格はI-K99が4万2,000円、I-K77が3万1,5000円、I-K55が2万6,250円となっている。
I-K99は、iPodやiPhone、USBデバイスからの再生に特化したモデルで、光学ドライブレスというスタイルのデジタルメディアレシーバー。iPod/iPhone接続用のケーブルが付属するほか、USBポートも装備しており、これらのデバイスからの音楽/映像/静止画の再生に対応する。フロントパネルには3インチのTFTモニターを装備しており、iPod/iPhone/USBデバイスを接続した場合には、楽曲情報やジャケットの表示だけでなく、ビデオの再生も可能となっている(ビデオは外部出力にも対応)。iPod/iPhone/USBデバイスからの再生の場合、対応するファイル形式は、オーディオはMP3/WMA/AAC/リニアPCM、ビデオはMPEG-4/WMV9/H.264形式。USBデバイスから本体に搭載されたメモリーにファイルを転送して再生することも可能だが、転送可能なファイル形式などについては現時点では未定。
i-K77/55は、CDドライブとUSBポートを装備したセンターユニット。こちらもiPod/iPhoneの接続用ケーブルが付属するほか、USBポートも装備する。対応するファイル形式はMP3/WMA/AAC。両モデルとも日本語表示が可能なディスプレイが搭載されているが、I-K77は高精細タイプとなっており、最大で5行の表示に対応する。
3モデルとも、iPod/iPhone接続時に、本体とiPod/iPhoneのどちらからでも操作を可能にする「コントロールハンド」モードを装備。さらにi-K99/77では、iPodの操作系に準じたキーレイアウトが採用されている。