デルタ航空など米航空会社5社は17日、羽田 - 米国直行便の新設を米運輸省に一斉に申請した。今回の申請は2010年10月の羽田空港の発着枠拡大に伴うもので、米社向けの1日4便の発着枠に対し、デルタ航空が4便、アメリカン航空、コンチネンタル航空、ハワイアン航空が各2便、ユナイテッド航空が1便の計11便の申請が集まった。
申請の内容は、デルタ航空が羽田 - シアトル / デトロイト / ロサンゼルス / ホノルル線の計4便。アメリカン航空が羽田 - ニューヨーク(JFK) / ロサンゼルス線の計2便。コンチネンタル航空が羽田 - ニューヨーク(ニューアーク) / グアム線の計2便。ハワイアン航空が羽田 - ホノルル線を1日2便。ユナイテッド航空が羽田 - サンフランシスコ線の1便。今後、米運輸省が絞り込みを進め、就航路線4便を決定する予定。
羽田空港は2010年10月に4本目の滑走路が完成し、深夜・早朝に国際便の就航を予定している。羽田空港と米間の定期便就航は1978年の成田空港開港以来32年振りとなる。