CMC Markets Japanはこのほど、「Markets-pro」の機能を維持したまま、Webブラウザさえあれば場所と時間を選ばずにトレーディングできる、ブラウザ版トレードシステムの提供を開始した。
Markets-proと違い、ダウンロードを行う必要がないため、インターネットに接続されていれば、PCを選ばずに取引をすることが可能。ログインに際しては、Markets-proと同じログイン情報をそのまま使うことができる。
ワンクリックで簡単に注文が可能で、銘柄名を右クリックすると注文メニューが表示されるので、その場でスピーディーに注文が行える。注文種類の変更や、取引口座の選択もできる。
グループ別に複数のウォッチリストを作成して、リアルタイムな値動きをチェック可能。キーワード検索した銘柄を、ドラッグしてウォッチリストに追加することもできる。
新規ワークスペースを追加すると、最大4つまで画面レイアウトを保存することができる。保存したワークスペースは、自宅からでも外出先でも、同じ作業環境で取引可能となっている。また、Markets-proと同様の高度なチャート機能を利用でき、リアルタイムに描画されるストリーミングチャートでは、各種機能を使ってライブ分析することもできる。
ただし、ブラウザ版トレードシステムでは、イフダン注文や資金移動など一部の機能が利用できない。ブラウザ版で利用できない機能については、「今まで通りダウンロード型のMarkets-proや、メンバー専用サイトCMC Plusで利用してほしい」(CMC Markets Japan)としている。