ジャパンネット銀行は16日、個人口座向けの新しい決済サービス『ワンタイムデビット(正式商品名 : JNBカードレスVisaデビット』を25日から提供開始すると発表した。

「ワンタイムデビット」は、世界中のVisaマークのあるネットショップ(一部を除く)で利用ができるネットショッピング専用のデビットカード。カード番号は"日本初"というワンタイム方式で、「顧客が必要なときにだけ、その都度自分で発行して利用ができる」(ジャパンネット銀行)。従来のデビットカードと異なり、プラスチック製のカードを発行しないため、「カードの紛失や盗難の心配がない」(同社)。

カード番号は、一度利用すると、他のネットショップでは利用ができなくなる。また、発行日から10日を経過するか、カード番号一覧から削除されると、同一のネットショップでも利用ができなくなる(※ただし、公共料金などの月額利用料金の支払いは継続的に利用が可能)。

ワンタイムカード番号のため、万が一第三者にカード番号を知られてしまっても、悪用されるリスクが低いほか、カード番号を発行する都度に、カードの利用限度額を自分で設定できるため、「必要最低限の金額でカード番号の発行ができ安心」(ジャパンネット銀行)。

『ワンタイムデビット』利用の流れ

利用代金は、ジャパンネット銀行の口座から原則すぐに引き落とされる。入会審査やカードの発行が不要のため、「ジャパンネット銀行の口座を持つ人なら、すぐに利用を開始できる」(同社)のが特徴となっている。