金融先物取引業協会は15日、店頭外国為替証拠金取引(FX)の2010年1月の取引高と売建玉・買建玉の月末残高の速報値を発表した。
2010年1月の速報値は、金融先物取引業協会の参加会員60社からのデータをもとにしている。これによると、2010年1月の全通貨ペアの円建て取引金額は、前月比7.6%減の167兆2,363億円だった。
また、2010年1月末の売建玉は前月末比41.9%減の6,001億円、同買建玉は同25.8%増の1兆9,553億円。円売建玉から円買建玉を差し引いたネットの円の売建額である「円キャリー額」は、同174.3%増の1兆2,984億円だった。
なお、上記速報値のデータを提供した60社による2009年度第3四半期(2009年10月~12月)の全会員の取引金額に対する割合は、98.7%、、同じく建玉に対する割合は94.9%だった。