大阪証券取引所は15日、日本ゼオン株式(市場第一部、4205)の上場廃止を決定し、整理銘柄に指定することとしたと発表した。

大阪証券取引所では、上場廃止の理由として「上場廃止申請が行なわれたため」としている。

日本ゼオンでは、2010年1月29日開催の取締役会において、大阪証券取引所に上場している同社普通株式について、上場廃止の申請を行うことを決議していた。同社では上場廃止申請の理由について、「(東京証券取引所との)重複上場に伴う管理業務の負担軽減と管理コスト削減を図るため」としている。

整理銘柄指定期間は2010年2月16日~3月15日、上場廃止日は3月16日となっている。