楽天証券は15日、同社が提供する「楽天CFD」において、『米国個別株CFD』と『中国個別株CFD』の取扱いを開始したと発表した。

楽天CFDは、2009年12月にサービスを開始。現在、「株価指数CFD」「商品CFD」「債券先物CFD」など、取引の対象が広範囲にわたる銘柄を提供している。

日本の証券会社を経由して、海外の市場に上場する株式に投資するには、その方法が限られており、「一般的に、信用取引を行うことが困難な状況」(楽天証券)。だが、楽天CFDを利用して、同等の当該銘柄を取引をする場合、証拠金の最大5倍のレバレッジで取引を行うことができるため、「信用取引に類似した利用が可能」(同社)となっている。

今回、サービスを開始する「米国個別株CFD」「中国個別株CFD」では、楽天証券ですでに取り扱っている外国株式のうち、「厳選した」という386銘柄(米国個別株CFD 344銘柄、中国個別株CFD 42銘柄)について、CFDでの取引が可能になる。

同社では、「今後も多彩な商品ラインナップを提供することにより、より一層の顧客基盤の拡大を図っていく」としている。