恋人のいる独身女性の3人に1人が住んでいる場所で彼氏の経済力を判断したことがあり、4人に1人はそれにより彼氏のポイントをアップしたことがある―。不動産情報サービスのアットホームが「恋人と住まいの関係」についての調査結果をまとめた。

調査は1月19日~21日に、携帯電話を使ったインターネット調査で実施。全国の20代~30代の恋人がいる独身男女600人から回答を得た。調査結果によると、男性の27.3%、女性の32.7%が住んでいる場所で相手の経済力を推測したことがある、と回答。また「住んでいる場所で相手のポイントがアップしたことがありますか?」の質問には男性の17.0%と女性の25.7%が「はい」と回答している。

自宅から恋人宅まで行くのにかかる時間の平均は81.9分で、もっとも多かった回答は「45分~1時間」の23.2%。一方理想の所要時間の平均は33.1分でもっとも多かった回答は「15~30分」の49.9%。現実は理想より48.8分も長くなっている。

また、賃貸住宅で1人暮らしをしている人のうち、賃貸契約更新時に「同棲」を考えたことがある人は40.7%(男性37.8%、女性44.9%)。「結婚」を考えたことがある人も26.4%いたが、男女別では男性32.3%、女性18.0%と"温度差"があった。同棲を「すべき」または「してもよい」と思っている人は全体の60%で、同棲すべき理由の1位は「結婚が前提なら」、2位が「相手の事をより知るため」、同棲すべきでない理由の1位は「新鮮さが保てないから」、2位が「世間体を考えて」だった。

恋人に合鍵を渡している男性は23.2%、女性は12.9%。合鍵を渡していない理由としてもっとも多かったのは「ある程度の距離感を保っていたいから」の54.1%、次いで「勝手にプライベートな空間に入ってほしくないから」が41.1%だった。「恋人に見られたくない秘密があるから」という気になる回答も15.1%あった。