東京モノレールはこのほど、羽田空港新国際線ターミナルに直結する新駅の名前を「羽田空港国際線ビル」に決定した。同駅は昭和島 - 新整備場間で、浜松町駅から14kmの地点。開業は10月の新国際線ターミナル開業と同時とのこと。ただし、4月11日よりモノレールの線路は新駅を経由するルートに切り替え、開業までは同駅を通過するとのこと。

完成間近のモノレール新ルートと羽田空港国際線ビル駅

「羽田空港国際線ビル」駅は天空橋駅と新整備場前駅の間に建設中で、ホームは国際線旅客ターミナルの出発ロビーと同じ高さになるという。モノレールの下り列車からは階段などの上り下りがなく、そのまま旅客機への出発手続きができるという。

新ルートは旧ルートより空港島の内側になる

なお、新ルートへの切り替え工事にあたり、モノレールは4月10日午後から最終列車まで、浜松町 - 昭和島間の折り返し運転となる。同社はこの間に代行バスを運行する予定。