ひまわり証券は12日、アクティブトレーダー向けに特化した新しい外国為替証拠金取引(FX)サービス『ディールFX』の口座開設申込み受付けを開始したと発表した。取引は19日から可能となっている。

今回、新しく開始する「ディールFX」は、全10通貨ペアのスプレッドで最低0ポイントレベルを実現する低スプレッドと高約定率が特長。提示レートでの取引可能数量が見えるなど、「特に大口取引を行う個人投資家にとって、魅力ある商品設計となっている」(ひまわり証券)。

19日のサービスリリース時は、決済注文を出す際に対象となるポジションを指定する仕様の「指定決済口座」のみだが、今後数カ月以内に、First In, First Outの決済ルール(注文を出した時にその注文と反対のポジションがある場合は古いものから順番に自動決済)を採用した「FIFO口座」のリリースや、チャート機能のバージョンアップも予定しているという。

ひまわり証券では、多機能で幅広い投資家層に対応する「ひまわりFX」と、シンプルな機能と低コストでアクティブトレーダー向けに設計された「ディールFX」の2つのFXサービスによって、「幅広い個人投資家層のニーズに対応していく」としている。