Apple Store Ginza(中央区銀座)

Apple Store Ginzaでは9日、3階のフロアにて「iPodやiPhoneで使うための最適なヘッドフォンとイヤフォン選び」と題したレクチャーを行った。本イベントにはロジクールなど、イヤフォンを手がけるメーカーの担当者が来場。また、イベントの最後には佐世保観光ふるさと大使を務める男女2人組ユニット、SandyTripによるミニライブも行われた。

まず須山補聴器の須山氏から、イヤフォンの正しい使い方と騒音性難聴になる危険性についてのレクチャーがあった。オープン型は静音環境で、カナル型(密閉)は騒音環境で利用するものであり、カナル型は最適なイヤーチップ選びが大切とのことだった。

不適切なイヤーチップによる遮蔽不良で失われた音域をボリュームでカバーしようとすると甲高い耳障りな音になり、耳に悪影響が出る

メーカーからのプレゼンテーションでは、はじめにゼンハイザージャパンから「HD228」と「HD238」の紹介があった。両製品とも軽く、持ち運びに適したモデル。低反発素材を使用しており、長時間の使用でも疲れないという。

こちらの商品はApple Store Ginzaの4階のフロア(右写真)に実物があり、購入前に音質をチェックできる

次に、ロジクールから「Ultimate Ears」の紹介があった。ハイエンドモデルからキッズモデルまでラインナップが豊富で、プロのミュージシャンにも愛用されている。

キッズモデルでは小さいサイズのイヤーチップが用意されており、最大音量を抑える作りで耳を守る工夫もされているため、最近では成人女性が利用するケースも多いという

続いて、フォーカルポイントコンピュータより「アトミックフロイド」の紹介があった。同社はフィリップスのデザインにかかわったジェイムズ・ストロング氏が興した新興メーカー。デザインや素材へのこだわりが感じられる製品が多い。

会場には耳掛けモデルのAirJaxなどが用意され、音質を確かめる来場者の姿が見られた

最後に、須山補聴器のカスタムイヤーの紹介があった。本製品はコンサートなど業務用の「個人専用イヤフォン」として販売されているもので、耳型を採取して制作される完全オーダーメイド品。

会場には、採取された耳型とそのイヤフォンが展示された。ユーザーの話によると、まるでリスニングルームにいるような遮音性が得られるという

このほか、男女2人組の音楽ユニット「SandyTrip」によるミニライブも行われた。

SandyTripの楽曲は、昨年12月23日にiTunes Storeにて配信が開始された