パナソニックは10日、AVCHD規格のデジタルハイビジョンビデオカメラ「HDC-TM700」を発表した。発売は3月10日で価格はオープン。市場価格は15万円前後と予想される。
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世界で初めて1080/60pでの撮影に対応した家庭用ビデオカメラ「HDC-TM700」 |
HDC-TM700は、民生用AVCHD規格対応ビデオカメラとして、世界で初めて1080/60pでの記録に対応した製品。なお、AVCHDの規格には、1080/60pでの記録は含まれておらず、HDC-TM700の1080/60p記録モードはAVCHD規格を独自に拡張したものとなっている。
受光素子には、1/4.1型CMOSセンサー(305万画素×3)を採用。レンズは、35mm換算で35mm～420mmの光学12倍ズーム(F1.5～2.8)。新エンジンの採用とレンズの大口径化により、暗所でのノイズを低減しており、最低被写体照度は1.6ルクスとなっている。
記録メディアは、内蔵のフラッシュメモリー(96GB)に加えて、SD/SDHCカードを利用可能。両メディアのリレー記録も可能で、内蔵メモリーと64GBのSDHCカードを併用した場合、最大で約68時間40分のフルハイビジョンムービーを撮影することが可能だ(1080/60pモードの場合、最大で約13時間30分)。
HDC-TM700は、同社の家庭用デジタルビデオカメラのフラッグシップとなるモデルで、超解像技術を採用した18倍のiAズーム、歩き撮りやズームにも対応する「新・手ブレ補正(POWER O.I.S)」、多彩なマニュアル撮影機能などを搭載している。
