キヤノンは9日、コンパクトムービーカメラ「PowerShot SX210 IS」を3月中旬に発売すると発表した。価格はオープンで、推定市場価格は4万円弱。

「PowerShot SX210 IS」ゴールド

「PowerShot SX210 IS」パープル

「PowerShot SX210 IS」ブラック

同製品は、コンパクトボディに広角28mm・IS付き光学14倍ズームレンズと多彩な動画機能を搭載したムービーカメラ。既存モデルの「PowerShot SX200 IS」と比較すると、光学倍率が12倍から14倍にアップしつつ、約6mmの薄型化と32gの軽量化を実現している。撮像素子には1,410万画素のCCDを採用。

動画撮影機能では、ステレオ音声のHD動画撮影やHDMI端子による出力、動画撮影中の光学ズーム、動画撮影がボタン1つで開始できる「ムービーボタン」などの機能を搭載するほか、新機能として動画撮影でもシーンの自動判別が行える「こだわりムービー」や、歩きながら撮影などで被写体や背景の揺れを抑える「ダイナミック」モードが追加されている。

「PowerShot SX210 IS」背面

そのほか、自動でストロボ発光量やシャッタースピード、ISO感度などをコントロールする「ぴったりフラッシュ」、人物の笑顔を検出して自動撮影を行う「スマイル」オートシャッター、ウインクをするとセルフタイマーが発動する「ウインクセルフタイマー」、Eye-Fiカード装着時に指定したパソコンに写真や動画の自動保存などが行える新機能「Eye-Fi連動機能」などの新機能搭載する。

シーンモードには、周囲を意図的にぼかすことで撮りたい部分を立体的に浮かび上がらせる「ジオラマ風」モードと、魚眼レンズを使ったような画像が3段階の強調度合いで撮影可能な「魚眼風」モードを追加。