女優の松下奈緒と俳優の向井理が8日、東京・渋谷のNHKで行われた連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』の会見に出席した。
この日に25歳を迎えた松下と、前日の7日に28歳を迎えた向井のために番組スタッフがバースデーケーキを用意。サプライズ演出に、2人は驚きの表情を見せつつ、一緒にケーキのロウソクの火を吹き消した。松下は「25歳の節目で参加できてうれしい。1年間このドラマに一生をかける思いで頑張りたいです」と抱負を語り、向井も「祝ってもらえなくても頑張るつもりでいましたが(笑)、感無量ですね」と話した。
『ゲゲゲの鬼太郎』などの代表作で知られる漫画家・水木しげるの妻・武良布枝さんの自伝を原案にした同ドラマは、3月29日放送スタートに向けて現在撮影中で、松下と向井の共演は「息もぴったり」と谷口卓敬チーフプロデューサー。松下は、向井の印象を「最初は寡黙な方かと思っていました。ちょっと話しかけづらいオーラがあって……。でも、撮影が進むにつれて、笑い話もしてくれますし、色々なことを教えてくれます。ガラッと印象が変わりましたね」と話すと向井は「芝居で2人の距離が近づくについて、松下さんは天然ボケなのかなと感じます(笑)。狙っている部分もあるのかな? 良い意味でおかしな人です」と笑わせ、撮影の順調ぶりをアピールしていた。