中国No.1電源メーカーというHuntkey Enterprise Groupは、HuntkeyJapanを日本支社とし、日本国内の自作PC市場へと参入すると発表した。アスクが販売代理店を担当する。主な取扱製品は電源、ケース、自作メーカー向けOEM製品。まずは、安定志向のATX電源「Balance King」シリーズを発売する。

Balance Kingシリーズのラインナップは、定格400Wの「BK-4000」、定格500Wの「BK-5000」、定格600Wの「BK-6000」の3モデル。電源規格はATX Ver2.2およびEPS Ver2.91に準拠し、自動で+12Vラインに掛かる負荷を調整し、1ラインに負荷が偏る事を防止する回路を搭載している。製品保証は3年間。すべて価格はオープン。

ATX電源「Balance King」シリーズ

BK-4000の主な仕様は、定格出力が400W(ピーク500W)。直流出力が+3.3V/24A、+5V/17A、+12V1/18A、+12V2/18A、-12V/0.5A、+5VSB/2.5A。コネクタ構成がメイン20+4ピン×1、ATX4+4ピン×1、PCIe6+2ピン×1、SATA×4、ペリフェラル×4、FDD×1。冷却は120mmボールベアリングファン×1基。

BK-5000の主な仕様は、定格出力が500W(ピーク600W)。直流出力が+3.3V/24A、+5V/20A、+12V1/16A、+12V2/16A、+12V3/16A、+12V4/16A、-12V/0.5A、+5VSB/3A。コネクタ構成がメイン20+4ピン×1、ATX4+4ピン×1、PCIe6+2ピン×2、SATA×6、ペリフェラル×4、FDD×1。冷却は120mmボールベアリングファン×1基。

BK-6000の主な仕様は、定格出力が600W(ピーク700W)。直流出力が+3.3V/24A、+5V/24A、+12V1/16A、+12V2/16A、+12V3/16A、+12V4/16A、-12V/0.5A、+5VSB/3A。コネクタ構成がメイン20+4ピン×1、ATX4+4ピン×1、PCIe6+2ピン×2、SATA×6、ペリフェラル×4、FDD×1。冷却は140mmボールベアリングファン×1基。

Huntkey Enterprise Groupでは、製品の製造工程を社内の厳しい品質基準で管理しており、製品完成時に全数検査、その後全数エージング後に再度全数検査を実施し、さらに10%の抜取検査をQCにて実施して製品の不良率を下げる取り組みを行なっているという。また、各種製品検査環境で、著名な研究機関、大学およびIntelなどと戦略パートナーを結んでいるとのこと。