日立アプライアンスは5日、紙パック式クリーナー「CV-PP8」「CV-PP7」「CV-VP6」「CV-VP5」を発表した。発売は2月10日を予定しており、価格はオープン。市場価格は、CV-PP8が3万円前後、CV-PP7が2万7,000円前後、CV-VP6が2万円前後、CV-VP5が1万6,000円前後と予想される。

吸い込み仕事率をアップし「ごみハンターヘッド」を採用した「CV-PP8」

新製品4機種は、「CV-PM8」「CV-PM7」「CV-VM6」「CV-CM5」の後継機種。CV-PP8/PP7がモーター駆動式のヘッドを採用するモデルで、CV-VP6/VP5がエアー駆動式の回転ブラシを装備するモデル。昨年モデルとの違いは、まず、パワーの向上。各モデルとも、昨年モデルに比べて、最大吸い込み仕事率が10W増やされており、CV-PP8では610W~約80W、CV-PP7では600W~約80W、CV-VP6では590W~約80W、CV-VP5では530W~約80Wとなっている。

CV-PP8に採用されている「ワイド曲が~るロング吸い口」

また、CV-PP8では、上位機の「パワースター」シリーズに採用されている「ゴミハンターヘッド」「ワイド曲が~るロング吸い口」を採用。コストパフォーマンスが高められている。ゴミハンターヘッドは、床面の材質とヘッドを動かす力を検知することが可能。「これっきりエコボタン」を押すと、絨毯など強いパワーが必要な場所では強い力で、フローリングなど、それほどパワーが要求されない場所では抑え気味のパワーで運転するように、クリーナーと回転ブラシのパワーを自動的にコントロールする。6分間運転したケースで、普通の強運転では約91Wh、これっきりエコボタンを押した場合には約23Whの消費電力量になるという。これっきりエコボタンを押した場合、単にパワーを弱めているのではなく、状況に応じてコントロールが行われているため、強運転の際とほぼ同等の集塵力がキープされるということだ。ワイド曲が~るロング吸い口は、ヘッド部分が90°回転し、そのまま、高い場所や狭い場所の掃除を行えるようにしたもの。また、CV-PV5では、新たに抗菌回転ブラシが採用されている。

コンパクトモデルの「CV-PV5」には抗菌回転ヘッドを新採用