三井住友カードは5日、家賃決済代行会社であるHUBees(ハビーズ)と提携し、家賃などにおけるクレジットカード決済サービスを本格展開すると発表した。

生活密着分野におけるクレジットカードの取扱いが拡大、中でも比較的高額な家賃などについて、クレジットカード決済を要望する声が高まっていたが、「一部のウィークリーマンションなどを除いては、現金での支払いがほとんどだった」(三井住友カード)。

今回、三井住友カードとハビーズの提携により、今後ハビーズと提携する不動産管理会社において賃貸契約を結ばれる顧客は、月額家賃など、賃貸契約に関わる費用を、三井住友カードをはじめとするVisa、MasterCardの国際ブランドが付いた全てのクレジットカードで支払うことが可能になる。

利用者のメリットとして、三井住友カードでは、「一度クレジットカード決済の手続きをすれば、その後毎月の家賃や共益費、管理費、駐輪・駐車場料金など、家賃に付帯する費用が登録したクレジットカードで決済されるため、都度手続きする必要もなく、払い忘れ防止にもつながる」。

また、毎月の家賃はクレジットカードの他のご利用分と合算されて請求されるため、「カード利用代金明細書で一括確認ができ、家計管理が便利になる上、ポイントも効率的に貯められる」(三井住友カード)としている。