女優の加藤ローサと俳優の中村蒼が4日、都内で行われた主演ドラマ『パーフェクト・ブルー』の制作会見に出席した。
同ドラマは直木賞作家、宮部みゆきの長編デビュー作のドラマ化作品。将来を嘱望されていた高校球児が何者かに殺害され、容疑をかけられた弟の諸岡進也(中村蒼)から依頼を受けた探偵事務所の蓮見加代子(加藤ローサ)が、父の浩一郎(宅間伸)とともに事件の真相に迫っていく。
WOWOW初登場の加藤は「WOWOWもミステリーも初めてでしたが、撮影現場が楽しくて伸び伸びと撮影できました」と撮影を振り返り、「最初はどんな格好良い探偵なんだろうと思ってドキドキしてましたが、探偵とは名ばかりで、お父さんの手伝いをしている新米探偵なんです。篠原涼子さんの『アンフェア』(フジテレビ系)が好きで、篠原さんをイメージしてたんですけどね(笑)。加代子は格好から入っていく感じでした。それでも正義感が強く最後まで進也を信じます。ちょっと抜けたところがあり、個人的に思い当たるところがありますね(笑)」と笑顔だった。
撮影の時は一緒に犬のマサといたという加藤。「マサとは4~5カ月振り。多分私のこと忘れてる(笑)」 |
加藤からチョコレートをプレゼントされ、笑顔の中村。「今までは真面目な役やしっかり者の役が多かったので、今回のような不良の役は初めて。これまでにはない僕を見せれると思います」と自信を見せる |
また、この日はバレンタインデーが近いとあって、加藤が下山天監督と中村にチョコレートをプレゼント。「良いこともありますね」(下山監督)、「凄く嬉しいです! 美味しく頂きます」(中村)と2人が喜びを露わにする一方、加藤に今年の本命チョコレートを問い掛けると「今年はないです……」と寂しそうな表情を見せていた。
『パーフェクト・ブルー』は、WOWOWで2月7日(日曜 22:15~)に放送。