エイチ・エス証券は4日、米国の商品・エネルギー先物取引所であるニューヨーク・マーカンタイル取引所(New York Mercantile Exchange、NYMEX)の商品先物取引銘柄5種類に連動するCFD銘柄の取り扱いを開始したと発表した。

エイチ・エス証券では、2009年夏に口座開設の媒介によるCFD取引サービス『海外投資オンライン』を開始。今回は顧客への新たな投資選択肢の提案として、NYMEXの商品先物取引銘柄5種類(プラチナ・パラジウム・銅・金・銀)に連動するCFD5銘柄を追加した。

プラチナやパラジウムは自動車の排出ガス抑制のため触媒として利用されることから注目されている資源。また、銅は電線など建築資材としての利用が多いことから、新興国の成長にともない需要の増加が見込まれている。

「プラチナ」「パラジウム」「銅」に関する特集ページ画面

また、エイチ・エス証券は、これらの商品投資をする際に必要となる情報をまとめた「プラチナ」「パラジウム」「銅」に関する特集ページも同時にリリース。特集では需給などの変動要因や、ほかの金融商品を使って投資する場合とCFDを使って投資する場合の比較、元デリバティブ取引ディーラーによる特別レポートを無料で公開する。