連続テレビ小説『ウェルかめ』(NHK総合ほか)に出演中の倉科カナ、石黒賢、羽田美智子が3日、大阪・寝屋川市にある成田山不動尊の豆まき式に参加した。
劇中で親子を演じる3人は、仲よく揃って特設舞台に登場。境内に集まった大勢の参拝客に「福は内!」の元気なかけ声とともに福豆をまき、今年の福を授けた。参拝客からは「カナちゃん!」「みっちゃん!」、さらには「賢ちゃん!」といったさすがは関西と思わせるフレンドリーな声が飛んだほか、「『はまもと荘』に泊まりに行くよ!」とヒロイン・波美(倉科)の実家・浜本家が営む旅館の屋号を挙げたり、「お父さん、がんばって!」と今週の放送で波美の結婚問題に揺れる父・哲也(石黒)を激励したりと、番組にどっぷりハマっていると思われる? コアなファンからの声援も。そんな熱烈な歓迎に3人は笑顔で応えていた。
倉科は「豆まきは初めての経験だったんですけど、とても楽しくやらせていただきました。番組を見てくださっている方に声をかけられると感激して、がんばらなきゃという気になりますね」とニッコリ。石黒は「多くの方に直接お目にかかって、いいパワーをいただきました」、羽田は「節分にさい先のいいスタートが切れました。今年はいい福がくる予感がします」と感想を語った。
節分といえば、関西では"恵方巻き"を食べるのが慣わし。「ぜひ家族で恵方巻きを食べたいです」と言う倉科に、「帰ったら食べようか?」とさっそく反応する羽田、「スタジオに戻ったら用意してあるんじゃない?」と娘のためにさりげなく番組スタッフにおねだりする? 石黒と、親子らしさがすっかり板についた3人。ドラマのクランクアップは今月下旬の予定だが、石黒は「もう終わりも近いと思うと感傷的になります」、羽田も「こうして親子3人でイベントに参加させていただけるのも、あと1カ月なんですね」と残りわずかとなった収録に寂しさを覚えているようだった。