オリンパスイメージングは3日、マイクロフォーサーズシステム規格に準拠した交換レンズとして、「M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6」および「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6」の2本を発表。発売は、M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6が4月下旬、M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6が5月下旬。価格はそれぞれ74,550円、92,400円。
今回発表されたレンズは、マイクロフォーサーズの特長である小型・軽量を具現化。最大画角100°という広角ズームのM.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6(35mm判換算18-36mm相当)は、全長49.5mm、重さ155gとなっており、同社の広角ズーム「ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6」と比較して、体積比50%以下・質量比60%以下というコンパクトサイズを実現している。
沈胴式の鏡枠機構を採用し、厚み49.5mmを実現した「M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6」 |
レンズ最大径が約64mmでスリムな「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6」 |
また、高倍率10.7倍ズームレンズのM.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6(35mm判換算28-300mm相当)も、同社10倍ズームレンズ「ZUIKO DIGITAL ED 18-180mm F3.5-6.3」と比べて、体積比65%以下・質量比70%以下を実現。さらに両レンズとも、AFの高速化と静音化を図っている。
なお、どちらのレンズも「OLYMPUS PEN」シリーズおよびマイクロフォーサーズシステム規格に準拠した、すべてのカメラに装着可能。OLYMPUS PENシリーズと組み合わせて使用する場合は、ボディ内手ぶれ補正搭載により、すべての焦点距離で手ぶれ補正効果を発揮する。