バッファローは、IEEE802.11nに対応し、3本のアンテナ(送信3×受信3)を搭載した無線LANルータのハイパワーモデル「WZR-HP-G301NH」と、3つの子機セットモデルを発表した。
価格は、ルータ単体モデルが13,600円(税別)。子機のセットモデルは、CardBus用無線LAN子機セット(WZR-HP-G301NH/P)、USB 2.0用無線LAN子機セット(WZR-HP-G301NH/U)、LAN端子用無線LAN子機セット(WZR-HP-G301NH/E)が用意され、価格はCardBus用とUSB 2.0用が17,800円(税別)、LAN端子用が22,100円(税別)となっている。
ルータ単体モデル、CardBus用無線LAN子機セット、USB 2.0用無線LAN子機セットは3月上旬より発売。LAN端子用セットモデルの発売は3月下旬となる。
WZR-HP-G301NHでは、ユーザーからの要望が高かった省エネ機能「おまかせ節電」、無線LAN中継機能「WDS」を新たに搭載。おまかせ節電機能では、無線/有線LAN/LEDランプのオン/オフ自動調節による省エネができ、最大69%の節電が可能だという。また、WDSでは2台の親機を利用して無線LANを中継でき、これにより電波の死角をなくし、家中隅々まで無線LANを利用できる。中継の設定も、AOSSボタンでワンタッチで行える。そのほか、VPN機能やUSBポートに外付けHDDなどを接続することによるNAS機能を搭載する。
無線の対応規格は、IEEE802.11b/g/nで、インタフェースとして10/100/1000BASE-T対応有線LAN(WAN×1、LAN×4)、USB 2.0×1を持つ。対応OSは、Windows 98SE/Me/2000/XP/Vista(32bit/64bit)/7(32bit/64bit)、Mac OS X 10.4/10.5。外形寸法はW165×H158×D30mm、重量は約338gとなっている。