ニコンは3日、機能性とデザイン性を両立したデジタルカメラ「COOLPIX(クールピクス) Sシリーズ」から「COOLPIX S8000」を2月19日に発売すると発表した。カラーはノーブルブラック、シャンパンシルバー、フラッシュレッドの3色を展開。価格はオープンで、推定市場価格は3万5,000円前後。

「COOLPIX S8000」ノーブルブラック

「COOLPIX S8000」シャンパンシルバー

「COOLPIX S8000」フラッシュレッド

「COOLPIX S8000」の背面

同製品は光学10倍ズームを搭載し、同ズーム搭載機としては世界最薄クラスの奥行き27.3mmというスリムボディを実現。また、暗い場所でもきれいな写真撮影を可能にする「夜撮りキレイテクノロジー」を装備している。

「夜撮りキレイテクノロジー」は、高感度対応の新開発画像処理エンジンとノイズ低減処理技術による「高感度低ノイズ」、撮影時にカメラが手ブレや被写体の動きを検知してシャッタースピードやISO感度を自動設定する「モーション検知」、シャッタースピード約3段分相当のブレ補正効果を持つ「レンズシフト方式手ブレ補正(VR)機能」、暗所での撮影時にシャッタースピードを下げずにISO感度をアップさせる高感度シンクロ撮影や、逆光での失敗を減らすマルチエリア自動逆光補正を行う「新フラッシュ制御」という4つの機能が含まれる。

そのほかに、撮影時に明るさや鮮やかさ、色合いの調整が行える「クリエイティブスライダー」、1280×720ピクセルのHD動画撮影とHDMI端子からの出力機能、約0.75秒の起動時間と約0.3秒の撮影タイムラグという高速レスポンス機能などを持つ。

センサーの有効画素数は1,420万画素、レンズは焦点距離は35mm判換算で30～300mm。記録メディアは約32MBの内蔵メモリーのほか、SDカードに対応。突起物を含まないサイズは、約103(W)mm×57(H)mm×27.3(D)mmで、バッテリーとメモリーカードを含んだ重量は約183g。