富士フイルムは2日、広角28mmからのフジノン光学式5倍ズームレンズを搭載したデジタルカメラ「FinePix JX200」および「FinePix AX200」の2機種を2月20日に発売すると発表した。いすれも価格はオープンで、推定市場価格はFinePix JX200が1万7,000円前後、FinePix AX200が1万5,000円前後。
FinePix JX200は、カメラを被写体に向けるだけで自動で撮影シーンを判断する「シーンぴったりナビ」や、最大10人までの人物の顔を検出してピント合わせや露出を調整を行う「顔キレイナビ」、人物の笑顔を検出して自動的にシャッターを切る「笑顔」モード、目をつぶった人がいると知らせてくれる「目つぶり検出」といった、撮影時の失敗を軽減する多彩な機能を搭載した薄型デジタルカメラ。電源に充電式バッテリーを使用し、突起物を含まないサイズは、93(W)mm×55(H)mm×22.9(D)mmで、バッテリーとメモリーカードを含んだ重量は約180g。
FinePix AX200は、「シーンぴったりナビ」や「顔キレイナビ」搭載した薄型デジタルカメラ。電源に単3アルカリ乾電池2本を使用し、充電式ニッケル水素電池の使用も可能。突起物を含まないサイズは、93(W)mm×60.2(H)mm×27.8(D)mmで、電池とメモリーカードを含んだ重量は約163g。
そのほか共通の仕様として、最高で1280×720ピクセル、30フレーム / 秒の動画撮影が可能で、ファイル形式はAVI Motion JPEG形式を採用。1/2.3型正方画素のイメージセンサーを採用し、有効画素数は1,220万。レンズは焦点距離は35mm判換算で28~140mm。記録メディアは内蔵メモリー(JX200 : 約24MB、AX200 : 約9MB)のほか、SD / SDHCカードに対応する。