映画『ライアーゲーム』のと完成披露舞台挨拶が2日、東京・六本木ヒルズにて行われ、主演の戸田恵梨香、松田翔太らが出席した。
本作は、巨額のマネーを賭けて騙し合う「ライアーゲーム」に巻き込まれた、正直者で騙されやすい女子大生・神崎直(戸田)が、天才詐欺師・秋山深一(松田)とともに数々のゲームに挑んでいく物語。1月19日に最終回を迎えたテレビドラマ『ライアーゲーム』(フジテレビ系)の続編となる。ドラマで扱われたのはゲームのセミファイナルまでで、映画では、ファイナルステージでの戦いを描いた内容となっている。
戸田は「ドラマ同様、この先どうなっていくんだろうというドキドキ感がある。2時間ちょっとの間が、あっという間に感じてもらえると確信しています」と、仕上がりに自信を見せた。しかし、話題が制作時の話になると、「出来上がる前に、『ここと、ここと、ここが無くなります』と監督に予告されて、実際に見てみたらもっと無くなっていました」と残念がる場面も。これに対し、松田が「(削られた部分は)インターネットで配信されるらしいので、安心しています」とフォローし、"インターネットで見られる"という情報に会場から歓声が上がった。また、松田は、秋山と神崎の関係について、「ドキっとするシーンがあるかもしれない。映画の中でもどんどん変化していきます」と語った。戸田も「(2人の関係は)あくまでも"ライアーゲーム"」と意味深な発言をし、「映画を見てもらえれば」と締めくくった。
また、戸田は、鈴木浩介が演じている"すぐキレる謎だらけのキノコ"こと福永ユウジの髪型について「実は前髪の量がドラマと映画で違うんです。キノコも抜け毛するんですよ(笑)」とマメ情報を披露し、会場の笑いを誘った。一方、松田は「映像美と、僕が頑張って秋山を演じた"ドヤ"顔とドSっぷりを楽しんで欲しい。セリフを言えた感と、どうだ!っていう顔がご堪能できると思います」と、自身の演技の見どころをアピールしていた。
ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ』は3月6日より全国ロードショー。