富士フイルムは2日、4つのタフネス機能を備えた小型デジタルカメラ「FinePix XP10」を3月13日に発売すると発表した。価格はオープンで、推定市場価格は2万8,000円前後。
同製品は、防水・防塵の保護規格IP68に準拠し、水深3メートルまでの防水機能、高さ1mから落下に耐えうる耐衝撃構造、マイナス10℃までの耐寒性能、砂やほこりの侵入を防ぐ防塵機能という、4つのタフネス機能を備えたデジタルカメラ。持ちやすいラウンド形状となっており、タフネス機能を持つデジタルカメラとしては最小クラスという小型化も実現。スキーやスノーボード、キャンプ、ビーチなどのアウトドアシーンでも、故障などを気にすることなく撮影を楽しめるとのこと。
また、カメラを被写体に向けるだけで自動で撮影シーンを判断する「シーンぴったりナビ」や、最大6人までの人物の顔を検出してピント合わせや露出を調整を行う「顔キレイナビ」、動く被写体の撮影に便利な「自動追尾」オートフォーカス機能など、アクティブな撮影シーンでの失敗を軽減する撮影機能を搭載する。
1/2.3型正方画素のイメージセンサーを採用し、有効画素数は1,220万画素。レンズは焦点距離が36~180mm(35mm換算)のフジノン光学式5倍ズームレンズを使用している。記録メディアは約13MBの内蔵メモリーのほか、SD / SDHCカードに対応。突起物を含まないサイズは、95.6(W)mm×63.8(H)mm×23.2(D)mmで、バッテリーとメモリーカードを含んだ重量は約152g。