オリンパスイメージングは2日、「防水・防塵」「耐衝撃」「耐低温」の 3大タフ性能を備えたコンパクトデジタルカメラ「μTOUGH(ミュー タフ)」シリーズより、「μTOUGH-8010」と「μTOUGH-6020」を2月下旬に発売すると発表した。いずれも価格はオープンで、推定市場価格はμTOUGH-8010が4万円台後半、μTOUGH-6020が3万円台後半となっている。
μTOUGH-8010は、バッテリーふた部のダブルロック機構や、防水性をさらに高めるダブルシーリングといった新機構を採用した同シリーズの最高峰モデル。水深10mまでの防水設計となっており、水中撮影も可能。水の中でも簡単かつキレイな撮影を可能にする「水中スナップ」や「水中マクロ」などの水中シーンモード、圧力センサーが水中に入ったことを感知して液晶の明るさを調整する機能を搭載する。
μTOUGH-6020は、μTOUGH-6010の後継機種で、防水性能が3mから5mに高められたスポーティタフモデル。こちらも水中撮影が可能で、「水中スナップ」や「水中マクロ」などの水中シーンモードを搭載する。
いずれの機種も砂やホコリに強い防塵性能、耐落下衝撃性能(8010は2m、6020は1.5m)、マイナス10度の耐低温性能を持ち、耐落下衝撃性能との両立が困難とされていたCCDシフト式手ぶれ補正機構を搭載。アウトドアでのハードな場面や水中撮影でも、ぶれを気にせずに撮影が行えるとしている。
このほか共通の仕様として、焦点距離が28~140mm(35mm換算)の光学5倍ズームレンズ、有効画素数1,400万の1/2.33型CCDを搭載し、1280×720pixelのハイビジョンサイズでMPEG-4 AVC / H.246形式の動画撮影が可能。記録メディアは2GBの内蔵メモリーのほか、SD / SDHCカードに対応する。
本体サイズはμTOUGH-8010が、98.3(W)mm×63.6H)mm×23.9(D)mmで、電池とメモリーカードを含んだ重さは215g。μTOUGH-6020は、96.7(W)mm×64.4H)mm×25.8(D)mmで、電池とメモリーカードを含んだ重さは178g。