東京証券取引所は1日、2010年1月の売買状況(速報値)を発表した。現物市場(ToSTNet市場を含む)株式の売買代金は、前月比1兆5,784億円増の32兆1,651億円、一日平均では1兆6,929億円だった。
一日平均売買代金が1兆6,000億円台を回復したのは7か月ぶりで、1月4日から稼動した次世代売買システム「arrowhead」の効果もあったものとみられる。
ETF(上場投信)は、前月比152億円増の1,846億円(一日平均97億円)、REIT(不動産投信)は、同107億円減の1,871億円(同98億円)だった。
ETFでは、1月29日に「上場インデックスファンド海外先進国株式(MSCI-KOKUSAI)(コード 1680)」が上場、上場ETFが71銘柄となった。
派生商品市場場(ToSTNeT市場含む)では、指数先物のミニTOPIX先物月間取引高が137,423単位(一日平均7,233単位)となり、2カ月連続で10万単位超となった。