ボーズは1日、一体型オーディオシステム「Wave music system - SoundLink」と、SoundDock10用のワイヤレスアクセサリー「SoundDock 10 Bluetooth dock」を発表した。発売は、26日を予定している。価格は、Wave music system - SoundLinkが8万7,570円で、SoundDock 10 Bluetooth dockが1万8,900円。
Wave music system - SoundLinkは、Wave music systemにSoundLinkアダプターを追加したモデル。CDの演奏、FM/AMラジオ受信、ライン入力からの演奏という従来のWave music systemの機能に、ワイヤレスで、PC内の音楽、またはネットラジオを演奏させる、昨年11月に同社より発売された「Sound Link」の機能がプラスされることになる(PC側でiTunesやWindows Media Playerを起動中には、Wave music system側のリモコンで、再生や一時停止などの基本的なコントロールも可能だ)。
セットアップは、本体背面にある「Bose Link」のコネクタにSoundLinkアダプターを接続し、PCのUSBポートにSoundLinkキーを接続するだけだ。PC側で、何らかの設定を行う必要はない。ワイヤレス伝送が可能な距離は、直線で約18mまでとなっている。 また、現在、Wave music systemを使用しているユーザー向けに、SoundLink機能を追加するためのアクセサリーキットも同時発売予定だ。アクセサリーキットの販売価格は1万8,900円となっている。なお、アクセサリーキットは、Wave music systemだけでなく、「Acoustic Wave Music System II」にも使用することができる。
SoundDock 10 Bluetooth dockは、SoundDock 10のドック部分に装備するBluetoothアダプター。Wave music system - SoundLinkとは異なり、既存のBluetooth機器との接続が可能。これにより、携帯電話などのBluetooth機器に保存されている音楽を、SoundDock 10でワイヤレス演奏させることができる。対応するプロファイルは、A2DP (Advanced Audio Distribution Profile)。