4月24日公開の映画『てぃだかんかん~海とサンゴと小さな奇跡~』の原作本出版記念会見が1月31日、東京・有楽町で行われ、映画に主演した岡村隆史、松雪泰子、著者の金城浩二氏が出席した。
世界で初めて養殖サンゴの移植・産卵に成功した沖縄在住の金城浩二氏の実話に基づく物語『てぃだかんかん~海とサンゴと小さな奇跡~』(小学館刊 1,155円)。本書を原作にした劇場版が、4月24日に公開される。劇場版では、お笑いコンビ・ナイティナインの岡村隆史が、コメディーを封印して体当たりの演技で金城氏をモデルにした金城健司役を熱演。また、健司の妻・由莉は松雪泰子が演じる。
岡村は「映画とリンクしていて、この本を読むと映画のシーンが甦ってきますね。金城さんは凄いことをしたんだな~と思いますし、海のヒーローですよ」と原作本を絶賛。共演した松雪については「手をつないだりして良い経験をさせていただきました。でも、夫婦喧嘩のシーンでは、ヘチマで本当に殴られたんですよ。ズド~ンと顔に入って(笑)。その撮影日が僕の誕生日で、どえらいプレゼントをもらいました(笑)」とエピソードを披露。さらに「一人でレンタカーに乗ってサイドブレーキをしながら黒煙を吹いて走る姿など、僕の思っていた松雪さんではなかったですね(笑)」と印象を語った。一方の松雪は「役作りの一環です(笑)」と訂正しつつ、「岡村さんとは可愛らしい夫婦になれると思って撮影前からワクワクしていました。現場も穏やかで楽しかったですよ」と笑顔だった。