JEITA(電子情報技術産業協会)は、2009年第3四半期(10-12月)の国内PC出荷台数を発表した。それによれば、この期間のPC出荷台数は2,409,000台で、前年同期比12.4%増となっている。ただし、出荷金額は2,233億円で前年同期比5.5%減と、PCの低価格化を反映している。

内訳では、デスクトップのオールインワンタイプが36,2000台(前年同期比1.0%増)、デスクトップの単体・その他が30,5000台(同4.5%増)と微増に対し、モバイルノートは38,5000台(同34.4%増)と大幅増となっている。

2009年第3四半期の国内PC出荷実績

種別 台数 前年同期比
デスクトップ(オールインワン) 362,000台 101.0%
デスクトップ(単体・その他) 305,000台 104.5%
デスクトップ計 666,000台 102.6%
ノートPC(モバイル) 385,000台 134.4%
ノートPC(A4型・その他) 1,358,000台 112.4%
ノートPC計 1,743,000台 116.7%
合計 2,409,000台 112.4%

また、地上デジタルチューナー内蔵PCは前年同期比で大幅に増え、ノートPCは約1.5倍となっている。

2009年第3四半期の地上デジタルチューナー内蔵PCの出荷台数

種別 台数 前年同期比
デスクトップ 117,000台 136.6%
ノートPC 40,000台 149.0%
合計 157,000台 139.5%

なお、調査対象はアップルジャパン、NEC、オンキヨー、シャープ、セイコーエプソン、ソニー、東芝、パナソニック、日立製作所、富士通、三菱電機インフォメーションテクノロジー、ユニットコム、レノボ・ジャパンの計13社で、日本HPや日本エイサーなどは含まれていない。