演劇集団Piperの舞台『THE LEFT STUFF』製作発表記者会見が26日、東京・品川にある品川プリンスホテルにて行われ、ゲスト出演者の相武紗季、川田広樹(ガレッジセール)、岡田義徳が出席した。
同作は、海底に埋没する莫大な量の次世代エネルギー「メタンハイドレード」を調査すべく結成された組織「NEO」の研究施設「海の家」を舞台に、海底調査員選考のために集まった7人の候補生達が、選考試験として1つの部屋で7日間の共同生活をするというコメディー。客席は舞台中では"監視室"と呼ばれ、観客は監視者として候補生達に指令を出すことができるという、俳優のアドリブ力が問われる観客参加型の舞台となっている。
今回、候補生唯一の女性で海洋地質学者である三島ゆう役を演じる相武は舞台初挑戦。更にアドリブ満載の観客参加型であることに、「不安はありますが、楽しみな部分もとてもあります」と意気込みを語った。
また、役柄について相武は「7人の中で紅一点ですが、『いないほうがよかったんじゃ』というほどの悪女らしいです」と話し、「悪女っぷりをうまく出したい」と意欲を見せた。しかし、最近ドラマでよく悪女役を演じている相武は、「自分的に悪女づいているわけではないんですが、周りが悪女的な役割を求めているのかな」と、少し不満(?)もある様子。そんな相武に、演出の後藤ひろひとが「よりイイ人として存在してくれれば、悪女役がより上手くなる」と相武を激励。それを聞いたからか、相武は会見後、「段々悪女っぷりが板についてきたかな、と思います」と、悪女役に満更でもない様子を見せた。
一方、取材陣から交際中の長瀬智也について「舞台を見に来るのか」と訪ねられると、相武は「それはないんじゃないですかね」と、軽くかわしていた。