HOYAのPENTAXイメージング・システム事業部(ペンタックス)は26日、エントリークラスのコンパクトデジタルカメラ「オプティオ(Optio)E90」を2月下旬に発売すると発表した。価格はオープンで、市場価格は1万円台半ばを想定。

「オプティオ E90」。カラーはブラックのみ

同製品は、Optio E80の後継機に相当するエントリークラスのコンパクトデジタルカメラ。撮影画面内の人物の顔を検知して、ピント合わせと最適な露出設定を自動でおこなう"顔検出AF&AE"機能を持つほか、笑顔を判別して自動的に撮影する"スマイルキャッチ"などの応用機能も装備。また、撮影モードをカメラが自動選択するオートピクチャー機能、撮影シーンに応じた露出や感度などが自動的に設定される"グリーン"モードなども搭載しており、初心者でも簡単に撮影を楽しめるとのこと。

35ミリ判換算で約31.5~94.5mm相当の光学3倍ズームレンズを搭載したほか、光学ズームと同等の画質を維持したままで拡大が行える"インテリジェントズーム"機能も併せ持ち、最大で約17.1倍相当のズーム撮影が可能。撮像素子には1 / 2.3型CCDを搭載し、有効画素数は約1,010万画素となっている。

「オプティオ E90」の背面

そのほか、640×480ピクセルでの動画撮影、撮影した画像をカメラ内で繋ぎ合わせる"パノラマ"モード、撮影後の画像を加工できるデジタルフィルターなどの機能を持つ。電源には単3乾電池2本を使用し、記録メディアは約6MBの内蔵メモリーのほか、SD / SDHCカードに対応。突起物を含まない本体サイズは92.5(W)×60(H)×28(D)mmで、電池とメモリーカードを含んだ重さは170g。