女優の木村佳乃が2月26日公開の映画『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』日本語吹き替え版で声優を務めることになり、21日、都内のスタジオで公開アフレコ収録を行った。

映画『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』で声優を務めることになった木村佳乃

『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』は、全米で大ヒットした同名小説が原作で、ギリシア神話とミステリーを融合した新感覚ファンタジー。落ちこぼれの高校生、パーシー・ジャクソンは、自分が神と人間の間に生まれた「デミゴット」と知らされる。神々の武器「ゼウス」が奪われ、その犯人としてパーシーが疑われ、母をさらわれてしまう。そこでパーシーは真相解明のために冒険に出る、というストーリーだ。

木村は、ギリシア神話に登場するゴルゴーン三姉妹の末娘である「メデューサ」(ユマ・サーマン)の声を担当。実写の吹き替えは初挑戦となり、「難しかったです。ユマが節をつけて台詞をゆっくりと言っているので、その雰囲気を壊さないように、自然に演じることを意識しました」と感想を。「アニメーションの吹き替えは経験があったのですが、実写では初めてで、かつ、私自身も大好きなユマが演じている役ができるというのことを、とても楽しみに感じました。ユマが演じるメドゥーサのイメージを崩さないようにやりたいなと思っていました」と語り、「映像を見ると、本当にこのメドゥーサの髪の毛が一本一本リアルな蛇になっていてとてもインパクトがあるんです。セクシーだったり迫力があったり、いろいろなことが求められる役柄だと思いますが、頑張ってみたいです」と意気込んだ。

また、交際中とされている東山紀之との仲をメデューサに絡めて「石のように身を固めたい?」と報道陣から質問されると、「ありがとうございます。それはまた後ほど」と笑顔でかわしていた。

「、吹き替えと感じさせないお芝居ができることを目標に頑張ろうと思います」と木村

(C)2009 Twentieth Century Fox

『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』は、2月26日よりTOHOシネマズ スカラ座ほかで全国ロードショー。