パナソニックは21日、ブルーレイディスクプレーヤー「DMP-BD65」を発表した。発売は2月15日を予定しており、価格はオープン。市場価格は4万円前後と予想される。
DMP-BD65は、DMP-BD60の後継モデル。基本的には、「リアルクロマプロセッサ」を搭載する高品位なブルーレイディスクプレーヤーだ。1080/24p出力や、ディープカラー出力、BD-Liveなどに対応している。
しかし、本機の最大の特徴は、従来機同様「お部屋ジャンプリンク」機能に対応したDLNAクライアント機能を搭載している点だろう。お部屋ジャンプリンクは、DLNAの機能に、同社のレコーダー「DIGA」のユーザーインタフェースをアドオンしたもの。別の部屋に設置されているDIGAに録画されているコンテンツを、DIGAと同様のユーザーインタフェースで再生することが可能になる。また、その際に、DMP-BD65に接続されているテレビが、ビエラリンクに対応している同社のテレビであれば、テレビ側のリモコンで、すべての操作が可能になる。
また、新モデルでは、新たにUSBポートを搭載し、1月19日に発表された無線LANアダプター「DY-WL10」(2月15日発売予定:価格はオープンで、市場価格は1万円前後)にも対応した。有線のLAN環境が構築しにくい環境でも、DLNAクライアントとして利用可能だ。また、USBポートは、無線LANアダプターの接続だけでなく、マスストレージデバイスなどとの接続にも使用可能なので、デジタルカメラやデジタルビデオカメラなどの映像をUSB経由で利用することが可能だ(もちろん従来機同様、SD/SDHCカードスロットも装備する)。なお、本体は、19日に発表されたDIGA同様、奥行き199mmの省スペースデザインが採用されている。