サイバーリンクは、複数動画を用途に合わせた最適なフォーマットへ一度に変換できる高速動画変換ソフト「MediaShow Espresso 5.5」を発売。価格は3,980円。対応OSは、Windows XP(SP2) / Vista / 7(32/64ビット)。同社Webサイトでは体験版も公開している。

ソフトは、動画ファイルをiPhoneや携帯電話などユーザーのポータブル端末に最適化した動画へと変換。Intel Core i7、NVIDIA CUDAやATI Streamといった最新のテクノロジーに対応し、高速な動画変換、複数ファイルの同時変換も快適に行える。

ユーザーインタフェースは、シンプルでわかりやすく「Appleデバイス」、「Sonyデバイス」、「Micorsoftデバイス」などのボタンを押し、プルダウンメニューで端末機器を選択するだけで迷うことなく変換できる。新バージョンでは最新CPU/GPUに最適化され、より高速な変換が可能になったほか、iPhoneやGoogle Androidなどを含む多数のデバイス、MKV、FLVファイルのインポートやDiv Xファイルへの出力など対応フォーマットも拡張している。また、定期的に動画を携帯するユーザー向けに利用する端末、動画変換形式を保存していつでも呼び出せる"お気に入り"機能、バッチ処理や動画変換後のPCの自動シャットダウンなど使い勝手の向上も図られている。

メイン画面。デバイスごとのわかりやすいアイコンで目的までたどり着ける

変換フォーマットの指定では迷うことなく簡単操作

複数ファイルを変換中。[変換後、コンピュータをシャットダウンする]にチェックを入れると自動でシャットダウン。待ち続ける必要もない(画面は体験版)