NTTドコモは21日、同社スマートフォンの新製品「Xperia」(ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製)を発表した。発売は4月を予定。
「Xperia」(ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製) |
Xperiaは、ソニー・エリクソン初採用のAndorid OS(1.6)をベースに開発。音楽/動画/写真を直感的な操作で楽しめる「Mediascape」を搭載。音楽再生中に「infinite(インフィニット)」ボタンを押すと、携帯内やWeb上に存在するアーティスト関連情報やビデオなどを検索できる。写真モードでは、ケータイ内とWebフォトサービス(Facebook、Picasa)をシームレスに表示可能。
また、使用履歴を美しく一元表示し、よく使う機能に指一本ですばやくアクセスできる「Timescape」も搭載。「infinite」ボタンを押すことで、電話/メール/SNS(mixi、Twitter、Facebook)のやりとりをすべて検索/一覧表示できる。
オートフォーカスカメラおよび顔認識エンジンを搭載しており、「電話帳」の顔写真と連動し、撮影した写真の顔に名前を表示。名前をタッチすると、電話やメールを送信できる。電話帳登録した顔写真を元に、顔認識エンジンでmicroSD内の写真データを検索・一覧表示することもできる。TwitterやFacebookのアカウントとも連携しており、電話帳上で投稿メッセージが表示できる。
「Androidマーケット」、スマートフォン向けポータルサイト「ドコモマーケット」からアプリケーションをダウンロードおよびインストールし利用可能。また、PCソフト「Media Go」を利用することで、音楽CDからPCに楽曲を取り込み、CDジャケット写真と共にXperiaに転送できる。PC内の動画/ポッドキャスト/写真も転送できる。
このほか、IEEE802.11b/g対応無線LAN、Bluetooth、microUSB(最大2GB)、microSDHC(最大16GB)対応。笑顔検出/シーン検出対応の有効画素数810万画素オートフォーカスカメラ搭載。ソニー・エリクソン独自の日本語・英語予測変換・入力アシスト機能「POBox Touch 1.0」を採用している。通信面では、FOMAハイスピード(HSDPA7.2Mbps)をサポートする。
CPUのクロック周波数は1GHz。内蔵メモリはROM:1GB、RAM:384MB。本体サイズは約W63×D13.1×H119mm、重量139g。ディスプレイサイズは、約4.0インチフルワイドVGA(480×854/フルタッチパネル)。連続待受時間は、3G:約300時間、GSM:約230時間。 カラーバリエーションは、Sensuous Black/Luster White。