ダイキンは20日、高い省エネ性に加えて省エネ運転を分かりやすくナビゲートする「エコ確認」機能を搭載した、角型フルオートタイプの自然冷媒(CO2)ヒートポンプ給湯器「ダイキンエコキュート Xシリーズ」6機種を2月1日に発売すると発表した。タンク容量が370リットルと460リットルの2タイプがあり、それぞれに塩害の程度が異なる地域に対応するモデルが用意されている。対応地域や価格などは表を参照。

「ダイキンエコキュート Xシリーズ」。左から、ヒートポンプユニット(室外機)、貯湯ユニット

同シリーズは、貯湯ユニットに真空断熱材を使用したほか、熱交換面積を拡大して熱交換効率を向上させるなど、多彩な省エネ技術を導入。その結果、2002年に同社が発売した角型フルオートタイプ給湯器と比較すると、年間で5,000円の給湯光熱費削減を実現したとのこと。また、使用状況を分析して無駄なくお湯を使う節約術をフルカラー液晶リモコンに表示し、省エネ意識の向上による電気代削減をサポートする「エコ確認」機能を搭載する。

その他に、台所に設置されたリモコンに携帯音楽プレーヤーを接続し、浴室リモコンから音楽を流す「BGM機能」や、入浴中に行える効果的な体操を浴室リモコンの液晶画面と音声で案内する「入浴体操ナビ」などの機能も搭載している。

左から、台所リモコン、浴槽リモコン

総称機種名 タンク容量(リットル) 対応地域 価格
EQX37LFV 370 一般地 86万円
EQX37LFVE 塩害地域 87万5,000円
EQX37LFVH 重塩害地域 91万円
EQX46LFV 460 一般地 93万円
EQX46LFVE 塩害地域 94万5,000円
EQX46LFVH 重塩害地域 98万円