宮本啓志氏

日本AMDは20日、代表取締役社長に宮本啓志氏が同日付けで就任したと発表した。米国AMD上席副社長のBenjamin J. Williams氏の直属として、日本での販売・マーケティングならびに日本AMDの経営全般を統括する。なお、前社長の吉沢俊介氏は日本AMDの取締役会長に就任する。

今回の発表の中でWilliams氏は、「技術大国である日本は、AMDにとって極めて重要な地域。顧客との関係を強化し、今後も事業を発展させ、成功に導くにあたり、コンシューマ分野とBtoBテクノロジ分野、両分野における宮本氏の確固たる実績は、日本AMDの大きな財産になると確信している」とコメントしている。

宮本氏は日本AMD入社以前、デルでラージ・エンタープライズ部門のソリューション・イノベーションマーケティング本部長として、アジア太平洋地域におけるソリューション・マーケティング基盤の開発に携わっていた。デル入社以前は、グローバルITユーティリティーベンダーのサヴィス・コミュニケーションズの代表取締役、技術系ベンチャー・キャピタルの米Constellation Venturesの日本代表、ソニーの経営戦略部の部長を務めていた実績がある。