米Appleが27日のスペシャルイベントを正式発表して以降、当日発表される製品や技術について取材内容を基にした予測を出すメディアは少なくない。ブログメディアのBGRは、このイベントで発表が噂されるiPhone OS 4.0について、そこで搭載される新機能や特徴をより詳しくレポートしている。
BGRでは、Appleの信頼できるコネクションからの情報として、iPhone OS 4.0における新機能や特徴を下記のような形で紹介している。
OS全般にマルチタッチのジェスチャーが存在する(噂の"iTablet"向けのものだと考えればいいか?)
バックグラウンドでアプリケーションを走らせるいくつかの方法が存在する(マルチタスク)
多くの箇所でGUIが変更されており、OSを通したナビゲーションがより簡単で効果的になっている。詳細は不明だが、BGRではNotification (警告)、ホームスクリーンなどの改良を望んでいる
今回アップデートが提供されるのはiPhone 3G / 3GSのみ。この措置は、他のいかなる最新の携帯よりもiPhoneをフル仕様のコンピュータのようにするのが目的だという
Contacts (連絡先)やCalendar (カレンダー)アプリケーション向けの新しい同期機能が搭載される
現在までに出てきた噂を総合する限り、これら情報は予測からそう離れたものではないようだ。基本アプリよりもUIの優れたアプリがすでに複数存在すること、スクリーンサイズが変更される可能性があることから、UI関連の改良は着手せざるを得ないだろう。また、クラウドを介したバックエンドでの連絡先やカレンダー同期は他のスマートフォンプラットフォームでも導入が進んでおり、ここにも改良が加わる可能性は高い。いずれにせよ、27日の発表が非常に楽しみになる。