タッチ操作の波はiPhoneやタブレットにとどまらず、デスクトップMacにも到来しつつあるようだ。台湾Digitimesが18日(現地時間)に報じたところによれば、米Appleは2010年にもタッチスクリーン機能を搭載した22インチiMacを発売する計画だという。

このタッチ対応22インチiMacは、現行のタッチ未対応21.5インチ/27インチ両iMacに加わる形で登場するという。これはもともと中国語新聞のCommercial Times紙が報じたもので、Appleがハードウェア製造を委託している台湾Quanta Computerが、同じく台湾を拠点にしているSintek Photronicに対してタッチスクリーンパネルの供給を依頼したと同紙が報じたことが発端となっている。

Apple Insiderがこの件について検証を行っているが、Sintekは現在のところタッチスクリーンで22インチパネルをラインナップに持っていないという。またCommercial Times自体については、Appleに関する噂はある程度信用できるとして評価しているものの、一方でAppleがタッチスクリーン搭載Netbookを開発しているといった報道を昨年2009年初頭に行っているなど、大きく外した話題もある。現在ではタブレット製品の登場が現実に近付きつつある一方で、AppleはNetbookのような低価格製品には興味を示しておらず、製品化の噂もぱったり途絶えている。