楽天証券は19日、同社の外国為替証拠金取引(FX)サービス『楽天FX』について、2月1日から、取引時における為替スプレッドについて、「ニュージーランドドル/円」などの高金利通貨を中心に3通貨ペアのスプレッドを縮小すると発表した。
同社では、2008年6月、『楽天FX』のサービスを大幅リニューアルし、FX取引における手数料の無料化を実施。また、注文時にスリッページの発生しないシステムを構築し、「顧客に想定外のコストの発生がなく、透明性の高いサービスを提供している」(楽天証券)。
同社では今回、さらに利用しやすいサービスとして、スプレッドの縮小化を実施。2月1日には、新たに"高金利通貨"といわれている「ニュージーランドドル/円」をはじめ、「スイスフラン/円」「カナダドル/円」のスプレッドを最大約35%縮小する。
これにより、同日から、「ニュージーランドドル/円」のスプレッドは5.0銭(改定前8.0銭)は、「スイスフラン/円」は7.0銭(同8.0銭)、「カナダドル/円」は5.0銭(同8.0銭)となる。
また、すでに2009年秋から、「米ドル/円」「豪ドル/円」「ポンド/円」「南アランド/円」の4通貨ペアにおいて、顧客が取引する際の最小スプレッドを公表している数値より低いスプレッドで提供してきたが、1月19日から正式対応した。