玩具メーカー・タカラトミーのトミカ40周年事業記者発表会が18日、東京国際フォーラムで行われ、タレントの山口智充が「でっかい子ども大使」に任命された。
トミカと同じ40歳で、物心ついた頃からトミカのファンという山口。任命証や本人の名前入りアニバーサリーウォッチ、通常の1300倍というトミカの玩具箱を授与された山口は「これは嬉しいですね。ずっと遊んできたトミカの大使になることができ、本当に誇りに思います」と興奮気味。「僕は車のサスペンション(路面からの衝撃を緩和させる装置)が好きで、トミカはサスペンションが気持ちいいミニカーがたくさんあるんですよ! 子供の頃から、トミカで遊ぶ時はわざと畳の縁の部分を走らせ、タイヤが『ガタガタッ!』ってなるのを見て楽しんでいました」と独自のこだわりを語った。
また、ステージ上でも車の走行音を真似しながらミニカーを走らせて、「昔から、ギアチェンジした時の音や『(ブレーキがかかった時の)キキキキーッ!』の音をリアルにやってました」と、現在の芸の原点ともいえるエピソードも飛び出した。
スクリーンには「トミカビルデラックス」で遊ぶ幼少期の山口の写真も。「お小遣いやお年玉は全部トミカにつぎ込んでました(笑)」 |
私物のミニカーも紹介。山口は終始「でっかい子ども」を体現したようなはしゃぎっぷりだった |
その後も、40周年を記念して発売される「テコロジートミカ」で遊んだりと、童心に返っていた山口。「いい意味で何ひとつ卒業できていない大人ってかっこいい。ミニカーにしても、小さい頃から遊び続けていると、年齢を重ねるうちにさらに面白い遊びも発見できるし、遊びの幅が広がっていくじゃないですか。小さい頃の遊びを卒業しないまま、楽しみながら遊びの幅を広げられる人ほど『でっかい子ども』と言えるんじゃないかな」と力説していた。