金融先物取引業協会は18日、店頭外国為替証拠金取引(FX)の2009年12月の取引高と売建玉・買建玉の月末残高の速報値を発表した。
2009年12月の速報値は、金融先物取引業協会の参加会員60社からのデータをもとにしている。これによると、2009年12月の全通貨ペアの円建て取引金額は、前月比20.6%増の181兆7,778億円だった。
また、2009年12月末の売建玉は前月末比59.1%増の1兆363億円、同買建玉は同25.6%減の1兆5,564億円。円売建玉から円買建玉を差し引いたネットの円の売建額である「円キャリー額」は、同67.5%減の4,740億円だった。
なお、上記速報値のデータを提供した60社による2009年度第2四半期(2009年7月~9月)の全会員の取引金額に対する割合は、98.58%、同じく建玉に対する割合は94.72%だった。