東芝ホームアプライアンスは18日、冷凍冷蔵庫の新モデル「GR-C43G」「GR-C43F」「GR-C42N」を発表した。発売日は、GR-C42Nが2月1日で、他の2モデルは2月16日。価格はオープンで、市場価格はGR-C43Gが19万円前後、GR-C43Fが20万円前後、GR-C42Nが16万円前後と予想される。
GR-C43G/C42Nは、片開きドアを採用するモデルで、GR-C43Fは、フレンチドアを採用するモデル。定格内容積はGR-C43Gが428L、GR-C43Fが427L、GR-C42Nが424Lとなっている。 新製品は、「i-ツイン冷却」の採用を大きな特徴とする。i-ツイン冷却は、冷蔵庫の上側に冷蔵温度帯、下側に冷凍温度帯をまとめ、それぞれに独立した冷却器を設けることで、省エネ性能と、省スペース性を高めるという機構。
なお、同機構は、昨年10月に発売された「GR-B55F」などの上級モデルにのみ採用されており、このクラスの冷蔵庫としては初採用。GR-C43Gでは、新形状真空断熱材も採用されており、より省エネ性能がアップ。GR-C43Gでは、昨年モデルの「GR-B41G」に比べて、年間消費電力量が35%減少し(400kWh/年→260kWh/年)、定格内容積が23Lアップした。
また、庫内の除菌やエチレンガスの分解などを行う「ピコイオン発生ユニット」(GR-C43G、GR-C43Fのみ)も、このクラスとしては初めて搭載された。