東芝は、「dynabook」2010年春モデルとして、15.6型AVノート新シリーズ「dynabook Qosmio V」を発表した。ラインナップは、CPUとしてIntel Core i5-520M採用の「dynabook Qosmio V65/88L」、Intel Core i3-330M採用の「dynabook Qosmio V65/86L」となっている。それぞれ価格はオープンプライスだが、店頭予想価格はV65/88Lが190,000円台半ば、V65/86Lが180,000円前後。発売予定は1月下旬。
dynabook Qosmio V65/88Lは、CPUがIntel Core i5-520M(2.40GHz)で、FeliCaポート搭載。dynabook Qosmio V65/86LはCPUとしてIntel Core i3-330M(2.13GHz)を採用、FeliCaポートなし。
他仕様は共通で、チップセットがMobile Intel HM55 Express。メモリ4GB(2GB×2/最大8GB)で、ストレージは500GB HDD。グラフィックス機能はIntel HD Graphics(CPU内蔵)で、ディスプレイとして1,366×768表示対応の15.6型ワイド Clear SuperView液晶(省電力LEDバックライト)を採用している。映像専用プロセッサとしては、TOSHIBA Quad Core HD Processor「SpursEngine」を内蔵。TV機能として地上デジタル対応TVチューナーを備えている。
光学ドライブはBlu-ray Discドライブ(DVDスーパーマルチドライブ機能対応)。ネットワーク機能は、IEEE 802.11b/g/n対応無線LAN、10/100/1000BASE-T対応有線LAN。インタフェースはHDMI、D-Sub、USB 2.0×4、eSATA(USB 2.0と共用)、ブリッジメディアスロット(SD/SDHC/SDXC/MMC/xD-ピクチャーカード/メモリースティック・PRO)。サウンド機能はIntel High Definition Audio準拠で、ヘッドホン出力、マイク入力、harman/kardonステレオスピーカー内蔵。有効画素数約30万画素のWebカメラも搭載している。
バッテリ駆動時間は約3.3時間。サイズは約W387.6×D266.8×H34.8mm。重量は約3.0kg。OSはWindows 7 Home Premium 32/64bit(セレクタブルOS)。また、Microsoft Office Personal 2007 SP2がプリインストール済み。本体色はシャイニーレッド。