ソニーは18日、フルHD液晶を搭載した一体型PC「VAIO L」の新モデルを発表した。スペック面では大きな変更はないものの、「PMB VAIO Edition」や「VAIO Care」などのソニーオリジナルソフトを新搭載するといった進化が図られている。価格は上位モデルが約240,000円、下位モデルが約210,000円で、1月23日発売予定となっている。
ラインナップは、液晶がタッチパネルになっている上位モデルと、通常の液晶を使った下位モデルで展開する。下位モデルはシルバーとブラウンの2色をカラーバリエーションとして揃える。
タッチパネル以外の仕様はほぼ共通で、CPUがIntel Core 2 Duo E7500(2.93GHz)でチップセットがIntel P43 Express。メモリは4GBでHDDは1TB、光学ドライブはBlu-ray Discドライブ。グラフィックスにはNVIDIA GeForce G210Mを採用し、24型ワイド液晶の解像度は1,920×1,080ドット。OSは64bit版Windows 7 Home Premium。
その他の機能としては、USB2.0×5、i.Link×1、メモリースティックスロット、SDメモリーカードスロット、FeliCaポート、Bluetooth、IEEE802.11b/g/n無線LAN、10/100/1000BASE-T有線LAN、31万画素Webカメラ、地上デジタル・BSデジタル・110度CSチューナー2基などを装備する。ただし、上位モデルのみ、HDMI入力とビデオ入力端子を備える。
サイズはW582.4×D190×H429(最小傾斜時)で、重量は上位モデルが約12.5kg、下位モデルが約11.5kgとなる。
VAIO・OWNER・MADEモデル
ソニーが運営するソニースタイルでは、各種スペックをカスタマイズしたモデルが購入できる。
CPUをIntel Core 2 Quad Q9550S(2.83GHz)に変更したり、グラフィックスをNVIDIA GeForce GT 240Mに変更したりといったことが可能。また、メモリ、HDD、光学ドライブ、タッチパネルの有無などもカスタマイズできる。そのほか、ソニースタイル限定カラーとして、ブラックモデルが選べるのも大きな魅力だ。