ソニーは18日、20.1型ワイド液晶を搭載した一体型PC「VAIO J」の2010年春モデルを発表した。下位モデルにおいてCPUのアップグレードが行われているうえ、ソニーオリジナルソフトを新搭載するなどの進化が図られている。店頭予想価格は、上位モデルが約180,000円で、下位モデルが約140,000円。発売日は1月23日を予定している。

ホワイト

ピンク

ブラウン

ラインナップは、CPUがIntel Core 2 Duo E7400で地デジチューナーをダブル搭載した上位モデルと、CPUがIntel Pentium E6300で地デジチューナーを搭載しない下位モデルとなる。

上位モデルの主な仕様は、CPUがIntel Core 2 Duo E7400(2.80GHz)でチップセットがIntel G45 Express。メモリは4GB(最大8GB)でHDDが1TB、光学ドライブはBlu-ray Discドライブ。20.1型ワイド液晶の解像度は1,680×1,050ドット。グラフィックスはIntel GMA X4500HDを採用する。OSは64bit版Windows 7 Home Premiumとなる。

下位モデルの主な仕様は、CPUがIntel Pentium E6300(2.80GHz)でチップセットがIntel G45 Express。メモリは4GB(最大8GB)でHDDは500GB、光学ドライブはDVDスーパーマルチ。20.1型ワイド液晶の解像度は1,680×1,050ドット。グラフィックスはIntel GMA X4500HDを採用する。OSは64bit版Windows 7 Home Premiumとなる。

その他の機能は共通で、USB2.0×4、i.Link、メモリースティックスロット、SDメモリーカードスロット、131万画素Webカメラ、IEEE802.11b/g/n無線LAN、10/100/1000BASE-T有線LANなどを装備する。

サイズはW487×D157×H408mm(最小傾斜時)、重量は上位モデルが約8.8kgで、下位モデルが約8.5kg。

カラーバリエーションは上位モデルがホワイトのみで、下位モデルではホワイト、ピンク、ブラウンの3色展開となる。

VAIO・OWNER・MADE

ソニーが運営するソニースタイルでは、各種スペックやカラーをカスタマイズしたモデルが購入できる。

CPUをIntel Core 2 Duo E8500(3.16GHz)に変更したり、グラフィックスにNVIDIA GeForce 9300Mを採用したりといったカスタマイズが可能。また、店頭モデルのカラーに加えて、ソニースタイルオリジナルのシルバー、ブラック、グリーンのカラーバリエーションが選べるようになる。

シルバー

ブラック

グリーン