フリーキャスターの滝川クリステルが17日、東京・新宿の明治安田生命ホールで行われたドキュメンタリー映画『オーシャンズ』のトークショーに出席した。
同作は、製作費70億円、撮影期間4年、ロケは世界50カ所、撮影70回という驚異的なスケールで製作された海洋ドキュメンタリー。「生物多様性条約 第10回締約国会議」で広報大使を務めており、海洋生態系問題に関心を持っているという滝川は、トークショーで「海のあらゆる面が余すところなく盛り込まれていて、生物の細かい表情が描かれているので、引き込まれますね」と映画を見た感想を語りながら、「『生物多様性』を守ろうと世界中が考え始めています。人間の勝手な行動が生態系のバランスを崩すことになり、それは人間にとってとても危険なことだと理解してほしい」と真剣モード。途中、「すみません。熱く語っちゃいました!」と話すほど熱弁をふるっていた。
そんな滝川は、海が大好きらしく、最近はスキューバダイビングにハマっているという。「『ニュースJAPAN』時代にストレス発散のために始めたんです(笑)。海に潜っていると精神的に豊かになれるんで、パラダイスですよ。だからこそ、『この環境を守っていかないと』という気持ちになります」と海洋問題に関心を持ったきっかけを話し、「最近は、頭の中が海の生物のことばかりなんです(笑)」と笑顔を見せていた。
『オーシャンズ』は、1月22日よりTOHOシネマズ日劇ほかで全国ロードショー。