経済産業省は15日、商品市場と証券市場の連携に向けた第一弾の取組として、国内の商品取引所で取引される商品先物に投資する初の投資信託が2月17日に設定され、国内証券会社によって取り扱われると発表した。

経済産業省では、「国内の商品市場を活性化するには、商品取引所と証券取引所との連携が重要」とし、証券市場との連携に向けた商品取引所の取り組みを推進している。

今回、その第一弾として、東京工業品取引所の先物取引(貴金属の金)を投資の対象とする投資信託が2月17日に設定され、国内証券会社によって取り扱われることとなった。「国内の商品取引所で取引される商品先物に投資する初の投資信託」(経済産業省)という。

経済産業省は、「東京工業品取引所は、証券取引所とのさらなる連携の具体化に向け、金融市場関係者と検討を行っている」としている。